情報サービス/WEB・業務システム企画・開発・運用の株式会社オガコムジャパン > お知らせ > 開発メモ > 備忘録:EXCELで、整数の場合は整数表示、小数の場合は小数点表示を行う方法

EXCELには色々と便利な機能が隠されています。
今回は、小数があったり無かったりする場合の対応方法をメモします。

通常、表を作るとき、小数点が入る可能性があれば、表全体の書式設定を「数値>小数点何桁」と設定していると思います。
しかし、この方法だと、小数点が入るのが稀な場合、すべてのセルに「.0」がついて、鬱陶しいです。
そこで、小数点以下がある場合のみ小数点をつけて表示する様に設定します。

方法は次のとおり

1.対象となるセルの書式設定を 「数値>小数点0桁」に設定
2.対象のセルを選択して、EXCELメニューの「ホーム>条件付書式」を選択
3.条件付書式の下にプルダウンで表示される「新しいルール」を選択
4.「数式を選択して、書式設定するセルを決定」を選択
5.「次の数式を満たす場合に値を書式設定」に次の式を入力
対象が仮に e8 の場合の例 → 「 e8 -int(e8) > 0 」
※int(e8)というのは整数化した値なので、元の数値から引いて0より大きければ、小数点以下があるという事
6.書式の欄で 「数値>小数点1桁」を設定

関数もVBAも利用していないのに、ここまで出来るとはEXCELは奥深いですね。