AI関連:動画自動生成AI『NoLang』のご紹介

動画作成が特殊技能である時代は終わり?

ユーチューバーなどのインフルエンサ(SNSなどで影響力があり情報発信を仕事としている人)だけが、
動画を作成して収益を得続ける時代は終わるかもしれません。
今回ご紹介する動画を自動的に作成するAIツール『No Lang』を触ってみると、そう感じます。

この『No Lang』は、東大発の生成AI開発企業であるマーベリック社が開発したサービスです。
AIというと海外のサービスだけが注目される中、国産という事で、是非応援したいサービスです。

『No Lang』って、どんなサービスなの?

簡単に言ってしまうと、質問を入力すると、その回答をAIが生成して、その文章にそった動画を自動的に作成してくれるサービスです。

論より証拠で一度見てみて下さい。
私の質問は、次の通りでした。

「中小企業が生き残る方法について」

作ってみた画像

入力文
中小企業が生き残る方法について

スクリプト
大企業の寡占化が進む今、中小企業の生存戦略が注目を集めています。 経営資源の限られた中小企業が生き残るには、独自の強みを見出し、磨き上げることが不可欠です。 その一つの方法が、特定の分野に特化したニッチ戦略です。 大手企業が手を出しにくい隙間市場で、高品質な製品やサービスを提供することで、 顧客の信頼を獲得できます。 また、地域に根ざしたコミュニティビジネスも有効な選択肢となります。 地元の需要を的確に捉え、きめ細かいサービスを提供することで、 大手にはない魅力を発揮できるでしょう。 デジタル化への対応も重要です。 eコマースの活用やSNSマーケティングにより、 中小企業でも全国、さらには世界に向けて商品をアピールすることが可能になります。 他社との協業やM&Aも、生き残りの手段として考えられます。 同業他社や異業種との連携により、新たな価値を創造し、競争力を高めることができます。 人材育成にも力を入れ、従業員のスキルアップを図ることで、組織全体の底上げを実現しましょう。 柔軟性と機動力を活かし、市場の変化に素早く対応できることが、中小企業の大きな強みとなります。

コピーライト
ライセンス:CC BY 4.0
「NoLang (no-lang.com)」

VOICEVOX:麒ヶ島宗麟

感想

まだ、粗削りの印象がありますが、多分バージョンアップを続けるうちに、人間が作成した動画よりも見た目も内容も良い作品を
作りあげてくれるものと思います。
人は疑問やアイディアを出すことだけをし、その後の手間がかかる作業はAIが支援することになります。
つまり、社長なり管理者が提供するサービスについて戦略や方針を考えれば、その後AIに投げかければ、
AIが適切な回答を整理してくれ、判り易く情報発信をしてくれる様になるという事です。

※ホワイトカラー人材!いらない?

多分、AIが導き出す回答は画一的になるため、その回答を超えた施策を考える事が出来る人、企業が生き残るのだと思います。

ご興味のある方はこちらから