手軽にサーバ機にWebサーバを立ち上げられるxamppですが、
xampp上に構築したWebサービスでPythonを利用する際の設定方法をメモ致します。
前提としては既にサーバ機上にxamppがインストールされているものと致します。
具体的には、Apache(ウェブサーバ)、及びMySQL(データベース)を活用し、
社内ウェブサービスをphpなどで構築しているケース、或いはクライアント側に
EXCEL VBA、及びODBCを利用してデータベースシステムを構築しているケースなどです。
EXCEL VBAのシステムだけでは先々心持たないという状況で、まずは同一サーバ上に
次期開発環境の候補であるPythonを稼働させる場合に有効です。
1.手順
1)サーバ機にPythonをインストール
2)XamppのApacheの設定の為、https.confに以下のコードを追加(一番最後でもOK)
AddHandler cgi-script .py
ScriptInterpreterSource Registry-Strict
3)XamppのコントロールパネルでApacheを再起動
4)Xamppのインストール先のWEBサーバの表示エリアにPython用のディレクトリを作成
例: c:\xampp\htdocs\MyPython
5)上記Python用ディレクトリに、Pythonプログラムを設置。プログラム名はtest.py
例:test.py 一行目はPythonをインストールしたPathです。
#!C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Programs\Python\Python39\python.exe
# -*- coding: utf-8 -*-
print(“Content-Type: text/html\n”)
print (‘My Name is Hiroyuki Ogasawara’)
6)ブラウザから以下のURLを起動
http://localhost/MyPython/test.py
クライアントからアクセスする場合は、IPアドレスを指定
http://192.168.1.xxx/MyPython/test.py
7)ブラウザに「My Name is Hiroyuki Ogasawara」と表示されればOK